カテゴリ:報告情報
東日本部落解放研究所の紀要『解放研究』第32号(『明日を拓く』第128号)を刊行しました。今号は、内田龍史さんと吉田勉さんの講演記録、浪川健治さんと安田耕一さんの論文と、史料紹介で構成しています。浪川健治さんは、このほど著書が解放出版社から刊行される予定です。史料紹介では、明治初期に横浜で発行された絵入新聞の被差別民関係記事を取り上げました。また、マーク・ラムザイヤーによる部落問題についての論文への批判も掲載しています。
サイトメニューの【出版物】【明日を拓く】にも目次が掲載されていますので、ご覧ください。
講演 部落差別とアイデンティティ ―被差別部落のアイデンティティについての研究過程― 内田龍史 弘前藩における娯楽受容と「乞食」集団 ―「乞食」集団による「軽業」興行の歴史性― 浪川健治 渡良瀬川の慈しみ ―流域に刻む物語― 安田耕一 ◇史料紹介 『ファー・イースト』に掲載された 被差別民関係記事 鳥山洋 [部落問題入門] 東京の部落問題と現代の人権侵害 吉田勉 マーク・ラムザイヤーによる部落問題に関する 論文の問題点 東日本部落解放研究所事務局 編集後記
頒価は2,200円(税込)、購入希望の方は研究所へ。
MAIL: higashiken-jimukyoku@athena.ocn.ne.jp
TEL: 03-5603-1863