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2017年度東日本部落解放研究所第32回総会が、5月27日(土)、午後1時30分から、台東区立谷中区民館で開催された。鐘ヶ江晴彦理事長の主催者挨拶の後、来賓として、部落解放同盟関東甲信越地方協議会副議長の長谷川三郎氏、東京人権啓発企業連絡会専務理事の岩根孝尚氏の挨拶があった。
総会では、2016年度活動報告、会計報告、2017年度活動方針案、予算案を原案通り承認・議決した。また、理事会から鐘ヶ江晴彦理事長の退任に伴い、新たに井桁碧氏が理事長として選出されたとの報告があった。
なお、東日本の部落史のまとめプロジェクトによる「東日本の部落史」3冊(関東編、甲信越静・東北編、テーマ編)の刊行に合わせ、刊行イベント・レセプションを実施することなどが確認された。
総会記念講演では、今期で勇退される鐘ヶ江晴彦氏から「私の研究の歩みと部落問題」をテーマに、これまでの「部落問題」・「同和問題」に関する社会学的研究の歩みや東日本部落解放研究所との30年間の関わりについての講演があった。