カテゴリ:予告情報
報告者/報告テーマ | 小野澤眞さん(民衆宗教史研究会) 時宗一向派の歴史について |
---|---|
日時 | 11月5日(土)PM1-5 |
会場 | 台東区立社会教育センター・会議室 台東区東上野6-16-8 03-3842-5353 地下鉄銀座線稲荷町・徒歩3分、日比谷線入谷駅・徒歩8分 |
かつて、蓮如は“一向宗とは一向や一遍の徒のことである”として、浄土真宗門徒が自ら一向宗と称することを戒めた。一向宗とは、一遍と同年(1239年)に生まれた一向俊聖を祖とし、かつては相当の広がりを示した。
近世になると、時宗に組み込まれ、時宗一向派、番場時宗などと呼ばれた。しかし、そのあり様は、あまり明らかにされてこなかったと思われる。
関東でも、一向派の足跡はあり、被差別部落では、佐野の太郎兵衛家の菩提寺や、鎌倉の部落の三分の一を檀家とする光照寺などが、その系統である。 時宗遊行派の史料には鉦打の存在が知られているが、一向派ではどうだったのか、関心が引かれる。
なお、1942年に、一向派の一部は番場の蓮華寺を中心に、時宗から離れ、浄土宗に帰属した。
主催 鉦打・時宗研究会 連絡先 東日本部落解放研究所事務局 〒111-0024 台東区今戸2-8-5 03-5603-1863 大熊哲雄・藤沢靖介