東日本部落解放研究所

第9回鉦打・時宗研究会のお知らせ [ 2011-10-16 ]

カテゴリ:予告情報

報告者/報告テーマ

小野澤眞さん(民衆宗教史研究会)

時宗一向派の歴史について

日時

11月5日(土)PM1-5

会場

台東区立社会教育センター・会議室

台東区東上野6-16-8 03-3842-5353

地下鉄銀座線稲荷町・徒歩3分、日比谷線入谷駅・徒歩8分

時宗一向派とは

かつて、蓮如は“一向宗とは一向や一遍の徒のことである”として、浄土真宗門徒が自ら一向宗と称することを戒めた。一向宗とは、一遍と同年(1239年)に生まれた一向俊聖を祖とし、かつては相当の広がりを示した。

近世になると、時宗に組み込まれ、時宗一向派、番場時宗などと呼ばれた。しかし、そのあり様は、あまり明らかにされてこなかったと思われる。

関東でも、一向派の足跡はあり、被差別部落では、佐野の太郎兵衛家の菩提寺や、鎌倉の部落の三分の一を檀家とする光照寺などが、その系統である。 時宗遊行派の史料には鉦打の存在が知られているが、一向派ではどうだったのか、関心が引かれる。

なお、1942年に、一向派の一部は番場の蓮華寺を中心に、時宗から離れ、浄土宗に帰属した。

主催  鉦打・時宗研究会
連絡先 東日本部落解放研究所事務局
     〒111-0024 台東区今戸2-8-5 03-5603-1863
     大熊哲雄・藤沢靖介

会場地図


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