カテゴリ:予告情報
裁判の間変わらぬご支援を頂き、本当にありがとうございました。皆さんのご支援が何よりの支えでした。
南葛の卒業式における不起立に関する2つの最高裁判決(原告申谷・5月30日、原告木川・7月4日)から4ヶ月がたちました。卒業生や保護者、仲間の支援にもかかわらず、敗訴に終ったことが「残念」という2字には言い尽くせていない怒りの感情が湧いてきます。
「憲法の番人」(教科書にはそう書いてありました。)が自らその責任を放棄し「憲法」を弊履(へいり)の様に捨て去った「違憲判決」でした(最高裁第二小法廷・須藤正彦裁長)。
「良心派」裁判官(須藤正彦裁判官)の「補足意見」も、職務上の「良心」を捨て去った上で「私の良心」を見せられても、言い訳にしか聞こえません。人間としての勝負のしどころが間違っているように思え、容易に信用できません。
判決以降「憲法を持たない国の教師」になって、考えるところいろいろです。このような日本になってしまったことに強い危機感を持ちます。でも皆で一緒に築いてきたことを思うと、今までの努力の報われる国にしたい、との思いも強くします。最後の日までの闘いになりそうですが頑張っていくつもりです。少しでも良い国家と社会を次に来る者に渡すために。
少しは涼しくなってきたので、お約束の報告集会を行いたいと思います。
(申谷雄二記・2011/10/2)
日時 | 10月30日(日)午後2時 |
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場所 | 東京都人権プラザ 東京/浅草(東京都台東区橋場一丁目1-6 TELL03-3876-2961) 「浅草駅」から6番 「北めぐりバス」で「今戸二丁目」下車 隅田川方面へ徒歩4分 |
内容 | 原告あいさつ・原告:申谷雄二 弁護団長あいさつ・弁護士:津田玄児 報告・弁護士:今村憲「この裁判の意味と最高裁判決批判」 報告・原告:木川恭「この裁判を終わって」 |
会場 | 東京都人権プラザ 東京/浅草(東京都台東区橋場一丁目1-6 TELL03-3876-2961) |